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Cubase変更した方が良い初期設定&豆知識
SteinbergのDAWソフトCubaseの変更した方が良い初期設定について書いておきます(大きな差はないですがWin版での操作法を書いています)
超重要
[プロジェクト]→[プロジェクト設定]欄の[その他のプロジェクト設定]の部分にある[最大ボリューム]が初期設定だと+6dBになっているので-12dBに変えてみてください
書き出し後の音量が上がります
また、ここの[録音ファイル形式]を変えることによって作業する音質を選ぶことができます
音質は上げれば上げるほど音は良くなります(細かくサンプリングできます)が、それに伴ってファイルのサイズも上がるので自身のPC環境ににあった音質にすると良いと思います
CD音質 44.1kHz 16bit
これ以上になるとハイレゾと呼ばれる高音質になります
DVDは48kHzです
音質に関しては上から下に落とすことは可能ですが、下から上にあげたとしても下の状態以上の音質になることはありませんので初期設定が重要です
・書き出し後のフォルダが初期ではドキュメントの[Cubase]フォルダ内にある[Mixdown]になっているのでデスクトップ等に変えてあげるとわかりやすいです
またCubaseのファイルのcprファイルはMIDIデータは保存されますが、オーディオファイル自体は含まれないないため、他の人にプロジェクトデータを送る場合には[Cubase]フォルダ内にあるオーディオデータを別途送ってあげる必要があります
・空いている部分で右クリックすると隠れているものが表示できるようにチェックが付けられます
通常画面の[Inspecter]部分の下の空白で右クリックをすると[セクションの設定]が出てくるので、ここを[全て表示]にチェックすると良いと思います
各トラックにエフェクト(VST)にかけるのに必要な[Inserts]も初期設定では隠れてしまっているので、各トラックにエフェクトをかける場合は表示してあげる必要があったりします
ミキシングコンソールでは通常表示されているので、[F3]を押してミキシングコンソール画面でエフェクトをかける感じでも大丈夫ですが通常画面で出しておいた方が便利です
・音の最終出口のステレオアウトトラックも通常画面に表示されていないため、[F3]等でミキシングコンソール画面を出すこと表示することが可能です(一番右側にあります)
また[Inserts]の部分を下がっていくとブルーの線が出てきたりします
このブルーの線より下にエフェクトを配置してあげることで、それより上のエフェクトがかかった音に対してエフェクトをかけてあげることができます
・最近のPCであればそれほど問題にならないかもしれないですがリアルタイムでMIDIキーボード等で弾いてデータを入力するとき音の遅延(レイテンシー)が発生する場合には、ASIOドライバーのレイテンシーを下げてあげる必要があります
[スタジオ]→[スタジオ設定]のオーディオシステムの下にあるASIOドライバーをクリックするとその画面で設定できます(出来ない場合にはコントロールパネルを開いて設定できます)
レイテンシーの数値を下げることによって、遅延が減ります
下げ過ぎると音に影響を及ぼす可能性があるので録音しながら調整してみてください
録音した後は数値を元に戻しておきます
Cubaseでは音が鳴らない問題が結構起こりやすいのですが、音が鳴らなくなった場合には
この[スタジオ設定]→[コントロールパネル]
で使用しているASIOドライバーにチェックが付いているかの確認しその後
[スタジオ]→[オーディオコネクション]の出力設定が未接続ではなく自分が使用しているASIOドライバーもしくはオーディオインターフェースが選ばれているか確認してみてください
※通常画面の[オーディオ出力]の部分からでも確認できます
DAW側ではないのですが、コンデンサーマイクを使用している場合はオーディオインターフェースのファンタム電源をオンにしてあげないとマイクの音が入らないので注意が必要です
コンデンサーマイクとダイナミックマイクの違い
コンデンサーマイクは拾える周波数帯が広いので録音向きです
衝撃や湿気に弱いです
ファンタム電源が必要です
ダイナミックマイクはやや高音を広いにくい印象があります
こちらは衝撃に強くライブ向きです
オーディオインターフェースにさせば使えます
あとは便利な機能で初心者の方は意外と知らなかったりする機能を書いていきます
・通常画面でファイルをクリックし黒色にした状態で[P]を押すとそのファイルの長さを範囲指定できます
※これを使用して、テンポを別のテンポに合わせることが可能です
まず元のテンポを調べて、プロジェクトのテンポをそのテンポにしてから[P]を押して範囲指定します
次に変えたいテンポにテンポを変えて、その状態でずれた範囲指定の長さをタイムストレッチを使って縮めたり伸ばしてあげればOKです
タイムストレッチは上の矢印マークの部分で選択できます
・[コードトラック]にオーディオファイルやMIDIファイルをドロップするとコードやスケールを自動解析してくれます
(精度はオーディオファイルからの場合それほど良くないので自分で細かい部分は直してあげる必要があります)
※初期状態ではスケールが変更できないため、変更するにはコードトラックにある[自動スケール]のチェックを外す必要があります
・オーディオトラックのキーを変えたい場合は、オーディオファイルを選択して、その上に出てくる[移調]の数字を上げ下げしてあげれば出来たりします
※複数のファイルを選択することで一気に変えられます
これはコードトラックでも有効で、全部のコードを一遍に変えることが可能です
・[サンプラートラック]では外部の音を取り込んでピアノのように音階を付けて鳴らすことが出来ます
ドラムのワンショットだけを使いたい場合にもこのトラックを使用します
・特定の場所(サビ等)にボタンひとつで移動した場合には、[マーカートラック]を追加し、移動したい部分に書き込めばテンキーや再生ボタン等にある[1.2.3.4]と書かれた部分を押すことで移動できます
ボーカルの方、必見
ボーカル埋め込みテクニック
コンプレッサーを使ってボーカルをオケに埋め込む技を紹介します
まず、オケの[Inserts]に標準で付属しているコンプレッサーを立ち上げ、コンプレッサーの画面でサイドチェーンをクリックします(このときリリースタイムは最短の10msにしておきます)
次にボーカルトラックの[Sends]部分で先程のコンプレッサーを選択し、電源ボタンをオンにするとコンプレッサーとボーカルが連動するようになるので、あとはコンプレッサーの方の[THLESHOLD]を上げ下げしてあげてちょうど良いバランスにすればOKです
他社のDAWソフトであってもサイドチェーンが付いていれば同じように出来ると思います
※同じ方法を使えばバスドラ(キック)が鳴っているときはベースを下げるということもできます
また元の音をミュートしても反応するため、その部分だけ型抜きしたように下がる感じにすることもできます
音楽は自由なので正解はないですが
基本的に定位(PAN)は逆三角形の形で高い音ほど広がらせて、低い音ほど真ん中に寄せると聞きやすくなります
逆に音量ばらんすは三角形の形で低音を大きく、高音は小さくした方が曲全体の重心がしっかりします
PAN(定位)についてですが、Cubaseは定位の場所を変える部分を右クリックすることで、点から範囲のようにPANを幅で指定してあげることも出来たりします
・オーディオファイルはプロジェクト内に見えない形で保存されているので、保存されているファイルを観たいときには[メディア]→[プールを開く]のAudioをクリックすれば出てきます
ここにある名前のものを新たにドロップしてプロジェクトに追加しようとするとすでにあるファイルが自動的に読み込まれてしまうので少し注意が必要です
使用しないファイルがある場合には[Delete]キーを押すことでゴミ箱に移せて、その後はストレージ自体から消すかどうかゴミ箱で[Delete]キーを押すことで選択できます
もしくはドキュメントの[Cubase]フォルダ内にある
[Audio]フォルダのファイルを直接消してしまってもOKです(※完全に消えます)
・VSTのディレイを一回だけ鳴らしたいときには、Feedbackの値を最小にしてあげれば1度だけ鳴らせます
・リバーブは初期値ではかなり強くかかっているので、Mixの部分を下げてあげると良いです
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